こんにちは、完全オンライン形式英語指導のノビクルです。
先日に引き続き、時制をテーマに投稿します。
本日は、時制の中でも厄介なイメージを持つ現在完了形についてお話します。
★ではまず、現在完了形の作り方をおさらいしていきましょう。
[主語＋have＋過去分詞] で、現在完了形の出来上がりです。
💭例えば…
・現在形 My dogs sleep in my bed.
「私の犬たちは私のベッドで寝ます。」
・現在完了My dogs have slept in my bed.
「私の犬たちは私のベッドで寝ました。」
・過去形 My dogs slept in my bed.
「私の犬たちは私のベッドで寝ました。」
ここで、現在完了形は、過去形と何が違うのか疑問に感じる方がいるかもしれません。
そもそも現在完了形とはどんな状態を表しているでしょうか？
🗝現在完了形とは、“過去から現在までの状態や行動を表す時制”です。そのため、過去に言及しているという点、過去形と混同しやすく、難しく思われる方もいるかもしれません。
現在完了形では、時系列の線の中で、『過去から現在まで続く一本の線』を、そして、過去形は、『過去のある時点にある１つの点』をイメージしてください。
上記の例文で、現在完了形と過去完了形を比較してみると、
過去形の文章では、“私の犬たち”は、いつかはわかりませんが、過去のどこかの１点で私のベッドで寝たことが読み取れます。しかし、それ以降その犬たちは私のベッドで寝たのか、今はどうなのかについては全く読み取ることはできません。奇跡の1回だった可能性もあります。
一方で、現在完了形の例文では、“私の犬たち”は、過去から現在まではっきりはわかりませんが、何度か寝ているもしくはコンテクストによっては習慣的に寝続けている可能性まで考えることが出来ます。
———————————————————–
★次に現在完了形の用法について確認します。
現在完了形の用法は、大きく以下の４つに分けることが出来ます。
[1]継続
[2]経験
[3]完了
[4]結果
💭例文で見てみると、
[1]継続
I have worked at the restaurant for three years. 「私は、そのレストランで三年間働いています。」
→継続用法によって、３年間ずっとこのレストランで働き続けているということを表現することが出来ます。
[2]経験
I have been to Sweden. 「私はスウェーデンに行ったことがあります。」
→経験用法によって、スウェーデンに行った経験を表現できます。
注意なのは、過去分詞をgoneにしないということです。今回の例文の場合、“私”は、あくまでもスウェーデンに行ったという経験を戻ってきた状態で話していますが、”I have gone to Sweden”といった場合、スウェーデンに行ったきりとなるためご注意ください。
[3]完了
I have finished working on the project last Friday.「私は、先週の金曜日にそのプロジェクトを終えました。」
→完了用法によって、仕事や勉強、掃除など、完了したこと、または、未来を表す助動詞willと組み合わせて使うことによって、今後完了する出来事も表せます。
Ex] I will have turned twenty next month. 「来月、私は20歳になります。」
[4]結果
He has not received an email yet. 「彼はまだEメールを受け取っていない。」
この結果用法は、完了用法と似ていますが、よく、yet「まだ」や already「すでに」と一緒に使われることが多く、今なお過去の出来事による影響を受け続けている場合となります。今回の場合、まだメールを受け取っていないということで、物事が完了せず、現在にまで影響を及ぼしているため、結果用法となります。
———————————————————–
★以上が現在完了形の用法となります。苦手意識を抱く方も多い現在完了形ですが、用法さえ頭に入れておくことができれば、簡単にマスターできます。
明日は、現在完了形に引き続き、完了形、「過去完了形」についてお話しいたします。
★英語が身近に感じられる豆知識や、英文法、英語学習法までを投稿していくので、ライク、フォローよろしくお願いします。
英語習得の頓挫を圧倒的時間不足と集団授業にあると考えております。ノビクルでは、レッスンもコンサルもオンライン完結で無駄な通学時間はなし！
学習コンサルを通して、学生様一人一人の課題を発見し、効率的に解決するプロセスをご提案させていただきます。
○継続力に自信がない生徒様も、ご安心ください！
管理コースを設けておりますので、タスクをこなしていくだけで、目標達成が可能でございます！
○この管理コースでは、毎日『学習時間』と『疑問点』を報告していただきます。こうすることで、継続力を高める他、ご自身の疑問が記録として残り、長期記憶として定着していきます。
○疑問をオンラインで質問することができ、「分からないから、投げ出す」といった事態にも陥りません！
No comment