こんにちは!ノビクルです!
ここまでのテーマである時制も本日が最終日となります。
最終日を飾るのは、「未来形」です。
★ここで突然ですが、次の日本語の文を英訳してみてください。
「私は今週末にピクニックへ行く」
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どのような英訳が思い浮かびましたか?
“I will go on a picnic this weekend”と考えられた方、多いのではないでしょうか?
“I am going on a picnic this weekend.”と考えられたかもいるかもしれません。
★さて、ここで出てきた will とbe going to とは何かを説明していきます。
[1]Will
Willとは、未来を表す助動詞です。助動詞とは、漢字で表されている通り、動詞と同じような形態の、動詞を助ける働きをする言葉であり、[主語+助動詞+動詞]の語順で、助動詞は動詞の前にきます。
『確定的な未来、予知、突然または最近決まった予定』について使われる傾向にあります。また、willには他の意味もありますが、そちらは助動詞の回で解説いたします。
[2]be going to
Be going to とは、未来を表す準助動詞です。準助動詞は、助動詞ではないものの、助動詞のような働きをする言葉のこと指します。[主語+be動詞+going to 動詞の原型]の語順で使います。
『以前に、すでに決められていた予定』について使われる傾向があります。
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★では、はじめの例文を使い、どのようなニュアンスの違いがあるのか説明します。
[1]I will go on a picnic this weekend. 「私は週末にピクニックに行く。」
ここでは、ピクニックに行くことが最近決まった予定というニュアンスが含まれています。
[2]I am going on a picnic this weekend. 「私は週末にピクニックに行く。」
一方でこちらの例文では、ピクニックへ行くことはおそらく以前から話されていて、決まっていいた予定であるというニュアンスを含みます。
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★最後に応用編ですが、先日の投稿で説明した現在進行形も未来について表現できるのはご存知でしょうか?
★現在進行形についておさらいします。
現在進行形は[主語+be動詞+動詞のing形]で、「現に起きている・起き続けていること」を表すことが出来ます。
“今”と私が言った瞬間にも刻々と時間が過ぎていますが、その言った瞬間から言い終わるまでに未来の方向へ進んでいる部分は現在進行形となり、近い将来を表すことができるのです。
💭例えば、夜7時、父が「ご飯ができたよ、降りてきてー」と私を呼んでいる光景を思い浮かべてください。
My dad私の父:The dinner is ready! 「夕食ができたよー。」
Me 私 :I am coming! 「今行くよー。」
この場合、いますぐに向かう近い未来のため、現在進行形で、今行くということを表すことが出来ます。
💭また、今日の予定について私と父が話しているシチュエーションを想定すると、
My dad私の父; What are you going to do tonight?「今夜何をするの?」
Me 私:I am watching a movie with my friends. 「友達と映画を見るよ。」
となります。
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★まとめ
・未来を表す方法は、will, be going to, 現在進行形がある。
・willは「確定的な未来、予知、突然または最近決まった予定」のニュアンスを含む一方で、
Be going to は「以前に、すでに決められていた予定」に使われる傾向がある。
・現在進行形を使って近い将来について表すことができる。
今週は時制をテーマに一週間投稿しました。まだご覧でない方は他のポストもご覧ください。
来週はまた違うトピックをテーマに投稿いたしますので、お楽しみに!
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